〜ネット時代における弱者の戦い方と物販活用法〜
📝 はじめに:これからの経営は「ランチェスターの法則」を使ってみよう
こんにちは。
このブログでは、40〜60代のサロン経営者や整骨院の先生に向けて、ネット時代における「小さな会社の勝ち方」の考察です。
これからの時代は、「腕がいい」「真面目にやっている」だけでは勝てません。
弱者には弱者の戦い方がある。
今回はその基本原則と、特に効果的な「物販導入」のコツも合わせてお話しします。
💡 1. 弱者の戦略とは?まずは知ることがスタートライン
経営の世界でいう「弱者」は、資本・人材・知名度などで不利な立場のこと。
でも、戦略次第で十分に勝てます。
📚 参考書籍:
『小さな会社☆儲けのルール』
著:竹田陽一・栢野克己
出版社:フォレスト出版|初版:2004年
この本で語られている「弱者の戦略」には、以下のような原則があります。
📌 弱者の経営戦略(原則)
🔹 差別化せよ: 先発企業と同じことをするな
🔹 部分1位主義: 業界の中でも「一部」で1位になる
🔹 強者の土俵に立つな: 競争が激しい場所を避ける
🔹 勝てるところだけで戦う: 勝ちやすい所に集中
🔹 目標は1つ: 得意なことに全力集中
🔹 軽装備で運営: 固定費を最小限に抑える
🔹 一点突破: リソースは1点に集中投下
🔹 静かに動け: ライバルに気づかれずに進める
🌐 2. ネット・SNS時代にどう応用する?
現代は「知ってもらった者勝ち」の時代。
SNS・ネットを活用して、上記の戦略を時代に合わせてカスタマイズしましょう。
✅ SNS時代の「弱者の戦略」応用例
🎯 対象を細分化せよ
→ 例:40代女性の更年期ケアに特化した施術
📸 InstagramやLINE公式で小さく発信
→ 施術風景・お客様の声・Before/Afterを投稿
🧠 知識や体験を発信することで専門性を演出
→ 「ひざ痛と栄養の関係」などミニコラム
👥 小規模で1位を狙う
→ 地域×年齢×症状で絞り込み「地域1番」を目指す
🕵️♂️ 競争相手が注目していない隙間市場へ
→ 例:リモートワーク疲れ対策コース
📦 物販はサブ収入でありながら差別化の武器
💰 3. 小さな店舗こそ物販で利益の安定を
施術だけでは売上は限られます。物販を組み合わせることで、毎月の売上のベースを底上げできます。
🛍️ なぜ物販が有効なのか?
✅ 利益率が高い(仕入れ→販売で粗利30〜70%)
✅ 施術以外でも「収入の柱」ができる
✅ サロンや院の「ブランド力」が上がる
✅ 顧客との関係が深まりリピート率UP
🧴 物販に向いている商品ジャンル例
🌿 健康食品(疲労回復、腸活系など)
🧼 美容系(フェイスケア、ヘッドケア)
🦴 骨盤ベルト・姿勢矯正グッズ
💧 オリジナルブレンドのハーブティー
💆♀️ 自宅用セルフケア用品(温灸器、ストレッチ道具など)
💡 物販の売り方のコツ
📲 LINE公式でクーポン・商品紹介
🛍️ 店頭で「施術後」に勧めるのが効果的
📝 購入後フォローや使い方の説明を丁寧に
🔁 消耗品(飲料・サプリ)ならリピートにつながりやすい
🛠️ 4. 軽装備で経営するための実践アドバイス
小さな店舗だからこそ、身軽で柔軟な経営が必要です。
⚙️ こんな工夫でコストを最小限に
📦 在庫は少なめ、初回は「お試しセット」から
💻 ネット注文で在庫リスクを減らす(ドロップシッピングも可)
📣 チラシや看板よりSNS・LINEでコスパよく集客
🧾 固定費は最小限に:広告も最初は無料ツール中心に
🎯 5. 今後の戦い方:一点突破で「地域で1番店」へ
競争相手が多い中で勝つためには、「大きく勝とうとしない」ことが逆に重要です。
🎯 実践のステップ
- 🧭 自分の得意な領域を再確認
- 👤 誰のどんな悩みを解決するのか明確にする
- 🌍 地域と対象を絞り「1番」を取れる市場に集中
- 📲 SNSとLINEを活用して情報をコツコツ発信
- 💡 商品・サービスに一貫性を持たせる
- 🛒 物販で「顧客の生活に入り込む」
✅ まとめ:戦わずして勝つ経営戦略
これからの時代、サロンや整骨院の経営も、
「治すだけ」から「選ばれる店舗」へのシフトが必要です。
弱者の立場でも、しっかりと戦略を持って行動すれば、勝てる場所・勝てる方法は必ずあります。
そして、物販を取り入れることで、利益は安定し、顧客との関係も深まります。
✨ 最後に…
まずはあなたの店舗が「誰の、どんな悩みを、どう解決するのか」この問いに明確に答えられるようにしてみましょう。そして、小さな実践から「部分1位」を目指してみましょう!!


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