おはようございます!こんにちは!こんばんは!
今回は、佐藤義典さんの『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』を読んだ感想をお届けします。
この本はマーケティングの基本を物語形式で学べるビジネス書です。
初版は2010年と少し古くなります、今でも役立つ内容で、
初心者がマーケティングを学ぶのにぴったりの一冊だと感じました。
さらに、漫画版も出版されているので、文字だけの本が苦手な方はそちらから入るのもおすすめです。
この記事では、本書の特徴や学びをまとめ、
「マーケティングをこれから学びたい!」という方に向けてわかりやすく解説します!
物語で学べるから初心者でも理解しやすい!
本書の最大の特徴は、小説のようにストーリーを楽しみながらマーケティングが学べることです。
主人公は、新人OLの「売多真子」。彼女は突然、経営がピンチの会社を立て直す役目を任されます。マーケティングの知識がゼロの状態から、試行錯誤しながら会社を復活させていくというストーリーです。
一般的なマーケティングの本は、専門用語が多くて初心者には難しく感じることもあります。しかし、この本は「実際のビジネスでどうマーケティングを活かすのか?」をストーリー仕立てで学べるため、すんなり理解できました。
また、「マーケティングは身の回りにあふれている」という考え方を軸にしているので、読み終わった後は、日常のあらゆる場面にマーケティングが関係していることに気づけます。
マーケティングの基本がしっかり学べる「5つの理論」
本書では、マーケティングの基本となる5つの重要な考え方が紹介されています。
- ベネフィット(価値) —— お客様にとって「どんなメリットがあるのか?」を考える
- セグメンテーションとターゲティング —— 「どんな人に売るのか?」を明確にする
- 強み・差別化 —— 他社と比べて、自社の「違い」をはっきりさせる
- 4P(商品・価格・売り場・宣伝) —— 商品の「売り方」を考えるフレームワーク
- 想い(ビジョン) —— 会社が「どんな価値を社会に提供したいのか?」を考える
これらの理論は、マーケティングの基本中の基本。この本を読んで理解しておけば、より専門的なマーケティング書を読むときの助けになります。
特に大切なのが、「一貫性」と「具体性」。
- 一貫性とは? —— 物事の筋が通っていること(論理的であること)
- 具体性とは? —— 実際のビジネスシーンを想像できること(肌感覚で理解できること)
この2つが両立していると、マーケティングの戦略がうまくいくという考え方はとても納得感がありました。
マーケティングは「特別なもの」ではなく、身近なもの!
本書を読んで驚いたのは、「マーケティングは何も特別なものではない」ということです。
例えば、こんな場面を考えてみてください。
✅ コンビニで新商品を買うとき、「なんとなく」選んでいるようで実はマーケティング戦略に影響されている。
✅ 人気のカフェには、「なぜか行列ができる理由」がちゃんとある。
✅ SNSでバズる商品には、「売れる仕組み」が隠されている。
このように、日常のあらゆるところにマーケティングが関わっているんです!
本書を読んでからは、「このお店のターゲットは誰だろう?」「どんなベネフィットがあるんだろう?」と考えるようになり、マーケティング的な視点が自然と身につきました。
こんな人におすすめ!
✅ マーケティング初心者で、基本から学びたい人
✅ ビジネス書を読むのが苦手だけど、ストーリーなら理解しやすい人
✅ マーケティングを実生活で活かしたい人
本書を読むことで、難しい理論書をいきなり読むよりも、マーケティングの考え方がスッと頭に入ると思います。
【まとめ】初心者マーケターの入門書として最適!
佐藤義典さんの『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』は、マーケティング初心者が最初に読むべき一冊だと感じました。
難しい専門書ではなく、物語を通じて学べるので、マーケティングに興味があるけど何から始めればいいかわからない人にぴったりです!
また、この本を読んだことで、普段の生活の中でマーケティングの視点を持つことができるようになりました。今後は、より専門的な書籍にも挑戦しながら、実際の仕事や日常生活に活かしていきたいと思います。
佐藤義典さん、わかりやすく学べる素晴らしい本をありがとうございました!
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